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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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「ディラン沈黙破る」の元記事のインタビューでのディランの締めの言葉が名言!

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朝起きてびっくり!「ディラン沈黙破る」ニュースがんがん広まっておりますが、大元のテレグラフの記事で最後のディランのフレーズがカッコいい!完璧じゃないですがこんな感じではないかと。

 

「やりたいことはたくさんある。インディアナポリスのサーキットでレーシングカーを運転してみたいし、NFLのフットボールの試合でフィールド・ゴールを決めてみたい。野球で時速100マイルの球を打ってみたい。でも自分の居るべきところはわきまえておかなければならない。自分の才能を超えたところに存在するものがあるかも知れないからね」

 

「やる価値のあるものというのは時間がかかるものだ。100の悪い曲を書いてやっと1つのいい曲が書けるものだ。それに、予期せぬ犠牲をたくさん払わなければならない。好もうと好まざろうと、その過程は自分独りで進むもの。自分だけの運命の星を追いかけなければならないのさ」

 

いやー名言!!それにしてもレースやフットボールや野球・・・やってみたいのね、びっくり!?

 

テレグラフの記事はロンドンのハルシオンギャラリーで11/5~14まで絵画展をやるので、それに関するインタビューということでUKのデイリー・テレグラフ紙でインタビューを受けた模様。前にも絵画展についてはインタビュー受けたことありましたね。

 

インタビュアーの方1989年にもディランにインタビューを行なったことのある方で、60年代のこと聴いたら、けんもほろろだったけど、根気強くもういちど訊いてみたところ、今度は乗ってくれて結局インタビューが2時間半に及んだということがあったそう。

 

ノーベル財団側がディランの文学への貢献をホーマーやサッポーといった古代ギリシャの作家たちになぞらえてコメントしていたが、それについてディランはいささか抵抗があるようで「確かにある意味そうかも知れないね。“ブラインド・ウィリー・マクテル”、“ホリス・ブラウンのバラッド”、“ジョーイー”、“はげしい雨が降る”、“ハリケーン”などは、間違いなくホーマー的な価値観だと思う」「(自分の歌詞が)何であるかを決めるのは他の人たちに任せるよ。学者たちは知っているだろうから。僕はあまりそうする立場にいないんだ。自分には何の意見もないよ」

 

日本でも絵画展やってましたが、最近のコレクションはアジアやブラジルにインスパイアされたものもあり、水彩画、アクリル、鉄の作品なども展示されるそうです。

 http://www.dailymail.co.uk/news/article-2499933/Bob-Dylans-homemade-iron-gates-display-Londons-Halcyon-Gallery.html

 

最近はディランは「門(ゲート)」もデザインして作っていて、ビル・クリントンにもあげたそうですね。

ビル・クリントン元米大統領にあげた門(ゲート)については

「ふるさとにいた頃から鉄を繋ぎ合わせていたよ(ミネソタ州ヒビングは鉄鋼採掘の街)。ただの趣味に過ぎなかったけれど、やったことがない時期が思いだせない。誰かが興味を持ってくれるだろうと思って始めただけじゃないんだ。私の鉄製の作品は、近年の作品まで、友人や家族、自分自身のためだけに作っていた」とのこと

 

テレグラフの記事

http://www.telegraph.co.uk/men/the-filter/world-exclusive-bob-dylan---ill-be-at-the-nobel-prize-ceremony-i/

 

 

ノーベル文学賞についてディランが初めて語った内容はこちら。

http://www.afpbb.com/articles/-/3106112

ディラン氏は同賞受賞について「信じられない」「素晴らしいことだ。こんなことを夢見る人がいるか?」と語り、12月10日にストックホルム(Stockholm)で行われる授賞式への出席の意向を問われると「もちろん、できることなら」と答えた。ディラン氏は今月13日に音楽家としては初となるノーベル文学賞の受賞決定が発表されたが、同賞の選考委員会であるスウェーデン・アカデミー(Swedish Academy)の委員を務める著名スウェーデン人作家ペル・ワストベルイ(Per Wastberg)氏はその1週間後、ディラン氏とまだ連絡がついていないことを明かし、「無礼で傲慢(ごうまん)だ」と非難していた。インタビューで、沈黙を貫いていた理由について問われたディラン氏は「今ここにいるだろう」と答えている。

 

NHKのニュースでも取り上げられています

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161029/k10010748881000.html

 

ノーベル賞側のコメント

http://www.nobelprize.org/press/#/publication/5813bb6c3f5fa7030006bb32/552bd85dccc8e20c00e7f979?&sh=false

 

「私が賞を受けとるかって?もちろんだ」「ノーベル賞のニュースを聴いて言葉もない」「とても栄誉なことでありがたく思う」とも語ったと発表。また12月10日にストックホルムで行われる授賞式に参加するかどうかはまだ未定とのこと。

 

 

 


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