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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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ジェフ・リンとディランが初めて会ったのは日本!ELO新作本日11/1発売記念最新インタビュー公開

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ジェフ・リンとディランが1978年になんと日本で初対面!これは最高のネタですよ!ジェフ・リンズELOの新作本日発売です!

 

ジェフ・リン、ELO初来日公演でボブ・ディランに初めて出会って「サインをもらった」ことを語る!本日11/1発売4年ぶりの新作ジェフ・リンズELO『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』発売!

 

大復活したPOPの魔術師ジェフ・リン率いるジェフ・リンズELO。2015年『アローン・イン・ザ・ユニバース』以来4年ぶりとなる、待望のニュー・アルバム『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』が本日2019年11月1日全世界同時発売となり、日本へ向けての最新インタビューで1978年初来日時の思い出と日本のファンへのメッセージを語ってくれた。ちょうど2020年4月の来日公演の発表がされたばかりのボブ・ディランとの貴重なエピソードも。

 

ニュー・アルバム『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』の再生・購入はこちら

https://SonyMusicJapan.lnk.to/JeffLynnsELO_fon 

 

ELOは1978年に武道館で初来日公演を行なった。その時の思い出をジェフ・リンに聴くと、なんとこんな面白いエピソードを語ってくれた。

 

『実は今だに忘れられない出来事があってね。ちょっと馬鹿みたいな話なんだけど、武道館でやったときのことは凄くよく覚えているよ。いつも通りにステージでギターを弾きながら歌っていて、ふと右側を見たら、なんとボブ・ディランが座っているんだよ!モニターのところに。あの僕たちの日本での公演をボブ・ディランが見に来てくれたんだ。

 

終演後、ボブが僕の楽屋に挨拶に来た。そうしたら楽屋で、ボブのサインをもらうために20人ほどの人の列ができてて、僕のほうにもサイン目当てのファンの人の列が20人ほどできていた。僕のサインを待ってる一人の女性に僕は「君のノートから1ページ僕にくれないかな」と聞いたんだ。「変なことをきいてくるな」と彼女はきっと思っただろう。でも「いいですよ」と言ってくれた。

 

で、僕は彼女のノートのページを一枚破って、ボブ・ディランのほうの列に行って、そこに並んで彼のサインをもらったんだ(笑)。今でもその時のサインを持っている(笑)。なかなか面白い出来事だったよ。例の女の子は全然怒ってなくて、ボブのサインをもらった後、彼女のところに戻ってサインをしてあげたんだ。

 

トラベリング・ウィルベリーズをやる遥か前のことだったから、実はその時がボブと会うのが初めてだったんだ。またいつ会えるかわからなかったから、絶対にサインをもらわないとって思ったんだ。おかしな話だよね。みんな「あいつ何をやってるんだ?」ってきっと思っただろうね。列に並んじゃってね(笑)。

 

将来彼と一緒にウィルベリーズをやることになるなんて、あのときは想像すらしていなかった。ウィルベリーズを結成したのはあれから10年後・・・初めて行った日本で初めてボブに会った、不思議な思い出だよ。』(ジェフ・リン2019年最新インタビュー)

 

 

ELOの初来日公演は1978年2月22日東京:日本武道館、23、24日大阪:フェスティバル・ホール、25日京都:京都会館、26日福岡:九電記念体育館、28日名古屋:名古屋市公会堂、3月2日静岡:駿府会館で全7公演開催された。1977年から1978年にかけて行われたOut Of The Blueツアーの一環で、ステージには巨大円盤が登場し、レーザー光線が飛び交う、当時としては画期的な演出だった。ちょうど同時期にボブ・ディランも1978年2月20日から初来日公演を行なっており、ELOが武道館公演を行なった2月22日は偶然ツアーの合間のオフ日だった。(ボブ・ディランの初来日公演日程などはこちらをご参照: https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/467646 )。

 

 

 

ELOの来日公演は残念ながらこの1978年の一回だけだが、来日公演の可能性については

『いつどこでツアーをするかを決めるのは僕ではないので成り行きに任せるしかないけど、でも実現する可能性がないわけじゃない。長らく行っていない場所はたくさんある。オーストラリア、日本…。また是非行きたいと思っているよ。前回日本に行った時は楽しかったからね。』

 

最後に日本のファンへのメッセ―ジとしてこう語ってくれた。

「長年応援してくれてありがとう。初めて日本に行った時、いろいろな美しく素敵な場所へ行ったし、出会った日本の人々はみんなとても優しかったことをよく覚えている。プレゼントも沢山もらったし(笑)。他の国ではそんなことはないからね。日本にはたくさんのいい思い出があるから、また是非行きたいと思っているよ。今度日本公演があるとしたら、その時はまたボブ・ディランにも来てもらわないといけないね(笑)」

 

メロディが優れた作品は時代を超えても残ることを自ら証明して見せた、ジェフのアイデアが詰まった新作『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』はタイトル曲「フロム・アウト・オブ・ノーウェア」が象徴するように、70年代中期のELOの匂いを強烈に放つ黄金期のELOに通じるような作品だ。

 

●Jeff Lynne's ELO – 1st Single 「From Out of Nowhere」 (Official Audio)

 

この曲について最新インタビューでジェフ・リンはこう語っている。

『From Out Of Nowhereというタイトルはその言葉の通り、”どこからともなく降ってきた”んだ。タイトル曲もそうだった。あの曲の核となる部分が、どこからともなく現れて、それをそのまま弾いたらできたんだ。これはこのアルバム用に最初に書いた曲で希望と救いについての曲。誰でもほんの少し希望を持って、楽観的になることが必要なんだ。僕もそれに何度も救われてきた。その感覚がアルバム全体を通じて流れるテーマにもなっている』

 

アルバムからは「タイム・オブ・アワー・ライフ」のビデオも公開されている。この曲は前作『アローン・イン・ザ・ユニバース』発表後行われた大復活ツアーのハイライト、2017年6月24日に行われた満杯となったウェンブリー・スタジアム公演のことを歌ったもの。今回公開された映像もウェンブリー・スタジアム公演の模様を大フィーチャーしている。ELOの名曲「テレフォン・ライン」が演奏された時の模様も歌の中に登場する。

 

●Jeff Lynne's ELO - Time Of Our Life

 

4年ぶりのニュー・アルバム『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』は11月1日全世界同時発売。日本盤のみ高品質Blu-spec CD2でのリリース。輸入盤でエンボス仕様のデラックス版CDとアナログLPがリリースとなる。アナログLPは3種類発売、デラックス版は3Dレンティキュラー仕様となっており、180gゴールド・カラー・ヴァイナルで限定発売。またブルー・カラー・ヴァイナルと通常ブラック・ヴァイナルも発売。

3Dレンティキュラーの雰囲気はこちらで公開されている

https://twitter.com/JeffLynnesELO/status/1185600807644721152

アルバム収録曲は前作『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』にも増して1970年代の黄金期、『オーロラの救世主』『アウト・オブ・ザ・ブルー』『ディスカバリー』時代を彷彿させるような、70年代ELOのテイストを前面に出した仕上がりになっている。一聴してわかるジェフ・リン節メロディ満載のタイトルトラック「フロム・アウト・オブ・ノーウェア」やもはや名曲の佇まいを持つ甘く切ない「ルージング・ユー」、ELOの名曲を思い起こす「ヘルプ・ユアセルフ」、ELO時代からの盟友であるピアニスト、リチャード・タンディーのソロをフィーチャーした煌びやかな「ダウン・ケイム・ザ・レイン」、激しいロック・ナンバー「ワン・モア・タイム」、そして甘美なクロージング曲「ソングバード」まで全10曲、不変のELOサウンドがフィーチャーされている。 

  

 

2015年『アローン・イン・ザ・ユニバース』発表後30年振りのワールドツアー敢行。英国/ヨーロッパ/北米を周り、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールでの2DAYS、ロンドンのO2 アリーナでの8DAYS、2016年のグラストンベリー・フェスティヴァルでのヘッドライナー公演、壮観な花火を擁したハリウッド・ボウルでの3DAYS、そして2017年6月に6万人近くのファンを迎えて行われたウェンブリー・スタジアム公演などなど、名だたる会場での豪華絢爛、大仕掛けのライヴはソールド・アウトが続出、ウェンブリー公演はライヴ作品『ウェンブリー・オア・バスト』としても商品化された。2018年には再び大規模な全米アリーナ・ツアー、今年(2019年)の夏には20公演にわたって北米ツアーが行われた。大規模動員ツアーとともに、2017年ロックの殿堂入り、ソングライターの殿堂入りを果たすなど、完全なる大復活を果たした。

 

新作にはELOを支えたミュージシャンで、ジェフと最も付き合いの長いリチャード・タンディがゲスト参加。その他ジェフ・リンがギター、ベース、ピアノ、ドラムス、キーボード、ビブラフォンなどほぼすべての楽器を演奏、ロサンゼルスの自宅にあるバンガロー・パレス・スタジオでレコーディングされている。 

 

【バイオグラフィー】

 

ビートルズへの愛情とロックとクラシックを融合させた独自の音楽スタイルで70~80年代席巻し、1971年結成以来、全世界で5000万枚以上のトータルセールスを記録したELO(Electric Light Orchestra)。4作連続トップ10入りを果たしたアルバム、トップ20入りを果たした7作に加え、シングルは20曲が全米トップ40入りし、うち7曲がトップ10入りした。当時"最もTOP40ヒットが多いアーティスト"というギネス記録を残したこともあるほど。ELOと平行してジェフ・リン(英バーミンガム出身1947年12月30日生まれ、71歳)はプロデューサー、コラボレーターとしても多くのアーティストと関わり大成功を収めている。1987年ジョージ・ハリスンのソロ・アルバム「Cloud Nine」に全面参加、1988年にはロイ・オービソン、ボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、トム・ペティらとともにスーパーグループ"トラベリング・ウィルベリーズ"を結成、グラミー賞も受賞。1995年からのビートルズのアンソロジー・プロジェクトでも大活躍。ジョン・レノンの自宅から見つかった「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」のテープからアンソロジー・ヴァージョンにまで生まれ変わらせたのは彼の多大な力によるもの。ビートルズの各メンバー、ジョージ・ハリスン('87 「Cloud Nine)、リンゴ・スター('92「Time Takes Time」)、ポール・マッカートニー('97 「Flaming Pie」)の各ソロ・アルバムのプロデュースも行なって、彼自身が愛してやまないビートルズに最も近い存在としても有名。日本ではドラマ「電車男」の主題歌に「トワイライト」が使用、「ミスター・ブルー・スカイ」は何度もCMに使用されている。

より詳細なバイオグラフィ―及びジェフ・リンのプロデュース歴はこちら。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/ElectricLightOrch/profile/

 

【作品概要】

●ジェフ・リンズELO『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』

JEFF LYNNE’S ELO『From Out Of Nowhere』

2019年11月1日(金)発売/ SICP-31312 / \2500+税/日本盤のみ高品質Blu-spec CD2/解説・歌詞・対訳付

 

1.From Out Of Nowhere フロム・アウト・オブ・ノーウェア

2.Help Yourself ヘルプ・ユアセルフ

3.All My Love オール・マイ・ラヴ

4.Down Came The Rain ダウン・ケイム・ザ・レイン

5.Losing You ルージング・ユー

6.One More Time ワン・モア・タイム

7.Sci-Fi Woman  サイファイ・ウーマン

8.Goin’ Out On Me ゴーイン・アウト・オン・ミー

9.Time Of Our Life タイム・オブ・アワー・ライフ

10.Songbird ソングバード

 

アナログ盤LP(輸入盤)


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