カナダの“ビートルズの遺伝子”The Ninesの日本企画ベスト盤12/25発売。“カナダからの手紙”が本日到着!
“Paul McCartney&WingsのアルバムにELOとCheap TrickとXTCをミックスしたような…”と評される、カナダの天才POP職人スティーヴ・エッガーズ率いるThe Nines(ザ・ナインズ)の日本初お披露目となる『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』が12月25日本日発売。The Ninesの4作目にして最高傑作『Gran Jukle’s Field』(日本初発売)に、彼らがこれまで発売してきたアルバムからセレクトした11曲と未発表の新曲1曲をプラスした日本独自企画のベスト盤。2019最新リマスター、日本制作新規アートワーク、CD収録時間ぎりぎりまで詰めこんだ全24曲収録で1,980円(税込)という、超お得用なアルバムとなっている。
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https://sonymusicjapan.lnk.to/thenines_GranJuklesFieldBonusSinglesCollection
本日、カナダで家族でXmasを過ごしているThe Ninesのスティーヴ・エッガーズからの最新インタビューが到着した。
●今回の日本企画ベストに収録されているアルバム『Gran Jukle’s Field (グラン・ジュクル・フィールド)』について教えてください
スティーヴ・エッガーズ(以下SE):「Gran Jukle’s Field」は15歳のときに想像の中で作り上げた架空のサイケデリックな場所なんだ。現実の世界から逃れるための手段だったんだけど、この架空の場所を想像しながら音楽を作っていた。このアルバムはそんな子供の頃からの想像上の夢の世界を初めて具現化できた気がしたので、アルバムのタイトルにつけたんだ。
●今回の日本企画ベストには未発表の新曲「Lost And All Alone」が収録されましたが、どういういきさつだったのでしょう?
SE:実はこの曲は僕が最初に音楽を書き始めた頃、16歳の時に初めて作った曲なんだ。今回のプロジェクトはザ・ナインズの20年に渡る音楽のコレクションでもあるから、子供の頃一番最初に作った最も原点ともいえるこの曲を今回のコレクションに入れるのがふさわしいと思った。なので、今回このアルバムのために新たにレコーディングして完成させた。これは日本の皆さんへの特別な贈り物だよ。
●影響を受けたアーティストなど教えてください。
SE:子供の頃はポール・マッカートニー&ウィングス、ELO、スーパートランプなどとともにポリスやスプリット・エンズなどの初期のNew Waveバンドを聞いていた。それからXTCやスクリッティ・ポリッティ、ネイキッド・アイズとかに広がっていった。ピアノ・プレイヤーとしてはずっとエリック・カルメンとスティーヴィー・ワンダー、そして、もちろん、生涯通じてビートルズとビーチ・ボーイズだね。70年代のAMラジオから流れてくるポップスも好きだった。最近ではWhitneyや Mac Demarcoのような新しいバンドも聴いて、いつも学んでいるよ。
●日本の印象は?
SE:僕はまだ日本に行ったことがないんだけど、日本の人々は誠実で優しく、美しい国だと聞いていて、日本食にもとっても興味がある。実は大阪に友達がいて、日本で演奏しないかって言われているんだ。長年日本で応援してくれている素晴らしいファンもたくさんいるから、できればすぐにでも日本に行きたいよ。
●日本のファンにメッセージをお願いします
SE:日本のファンの皆さん、ずっとサポートしてくれてありがとう。そして、こんなコレクションを日本でリリースすることができるなんて、僕はなんて幸運な男なんだろうって思っています。また、この作品によって初めて僕の音楽を聴いてくれる方々との新たな出会いもあるでしょう。ここに収録されている曲はたくさんの愛とたくさんの喜びとたくさんの思い出に満ち溢れています。日本の皆さんに気に入ってもらえることを願っています。そして、すぐに皆さんに会えることを楽しみにしています。
レコード・コレクターズ最新号では「ザ・ビートルズの遺伝子」を特集( http://musicmagazine.jp/rc/)。その中でThe Ninesについてこのように評されている。
「リスナーの心を一瞬で虜にするポップ・メロディの数々は、どれを聞いてもポール・マッカートニー直系。この作曲センスは00~10年代のポップ・シーンにおいても屈指と言えるほど、本当に凄い。・・・スティーヴ・エッガーズの才能にふれると、ポールやジョンの作風を思わせる新しいポップ・メロディは尽きることなく、まだまだ生まれ得るのだと実感し、安心する」(引用元:レコード・コレクターズ2020年1月号 筆者:片島吉章)
『Gran Jukle’s Field』サイドでは、BeatleDNA meets QueenDNAともいえる「Insanity」で始まり、『ディスカバリー』前後のELOを彷彿させるめくるめく煌びやかなサウンドの「Don't Be A Fool」から、あっと驚くビージーズ的なPOPディスコ「I Am Lost」まで、ただ美しいだけじゃないヒネリや隠し味が効いた“完璧なるひねくれPOP”が満載。
*Insanity
『Bonus Singles Collection』サイドでは、超パワーポップ「Drama Queen」から、ポール・マッカートニーの小品的なバラード「Mary Jane」、ウォール・オブ・サウンドの「Operator」、ビリー・ジョエルのピアノ弾き語り的な「Goodnight My Love」、この季節にぴったりの美しいクリスマス・ソング「It's Christmas」他、ポップの歴史を紐解くような極上のメロディのオンパレード。さらに今作のために新曲「Lost And All Alone」をレコーディングし収録、本邦初公開となる。
*It's Christmas
スティーヴ・エッガーズの若きポール・マッカートニーに似た歌声と、既に名曲の佇まいを持つ楽曲の数々はBeatleDNA直系の良質なポップ・センスを感じ取ってもらえるはずだ。
11月27日に発売となった究極のBeatleDNAコンピ『Power To The Pop』にもThe Nines「Insanity」が収録されている。『Power To The Pop』は、カバーでもない、コピーでもない。誰もが納得のマスターピースから隠れた名曲まで、BeatleDNAを受け継ぐ楽曲の数々をレーベルを越えて世界中から集めた、すべてのポップ・ファンに贈る日本独自企画CD。一方でまだ一般的には知られていない隠れた名曲、知る人ぞ知るアーティスト達を多くのリスナーに紹介することも目的としている。今後そのようなアーティスト達を日本で紹介していくための「BeatleDNA日本独自企画ベスト盤」をシリーズ化。The Ninesを皮切りに、Mike Viola、Pugwash、L.E.O.、The Merrymakersなど毎月1タイトルずつリリースしていく予定。
【バイオグラフィー】
ザ・ナインズは、1991年、カナダ、オンタリオ州にあるオークヴィルという街で、マルチ・ミュージシャンでシンガー・ソングライターのスティーヴ・エッガーズを中心に結成。オリジナル・メンバーはスティーヴ・エッガーズ(B・Key・Vo)、アンドリュー・ウェッブ(G)、アーロン・ニールセン(Ds)。1998年アルバム『Wonderworld Of Colourful』でデビュー。2作目『Properties Of Sound』(2001年)に続く3作目『Calling Distance Stations』(2006年)ではアンディ・パートリッジ(XTC)やジェイソン・フォークナー(ジェリーフィッシュ)がソングライティングやプロデュースで参加。2007年『Gran Jukle’s Field』ではジェイソン・フォークナーやブルウが参加している。これまでにライヴや企画盤含めて13枚のアルバムと2枚のEPをリリース。99年10月には、アメリカのティーンに人気だったドラマ・シリーズ「ドーソンズ・クリーク」や「サンフランシスコの空の下(Party Of Five)」や「Joan Of Arcadia」などに音楽を提供しているほか、カナダのグローバル・テレヴィジョンのコメディ「The Jane Show」のテーマ・ソングも手がけた。
【アルバム概要】
ザ・ナインズ 『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』
The Nines / Gran Jukle's Field + Bonus Singles Collection(Japan Edition)
2019年12月25日発売 SICX146 ¥1800+税
新種のBeatleDNA発見!
どうしていままでこんなにも素晴らしいメロディに気づかなかったのだろう?カナダの天才ポップ職人が紡ぎ出す、美しくも完璧なるひねくれポップの世界。
“Paul McCartney&WingsのアルバムにELOとCheap TrickとXTCをミックスした…”ポップの魔法に包まれたメロディアスでドリーミーな曲の数々。
ザ・ナインズが遂に日本初上陸!日本独自企画ベスト盤。未発表曲も収録!これを聴かずしてポップ・フリークとは呼ばせない!
【収録曲】
―『Gran Jukle’s Field』―
01. インサニティ Insanity (The Sanest Thing You've Got)
02. ドント・ビー・ア・フール Don't Be A Fool
03. ダンス・ジャスト・フォー・ミー Dance Just For Me
04. シー・ハイジャックド・ミー She Hijacked Me
05. シャンテル・エリザベス Chantel Elizabeth
06. アイ・アム・ロスト I Am Lost
07. ヴァージニア Virginia
08. セーフ Safe
09. モノトニーズ・ソング Monotony's Song
10. ファインド・アワー・ウェイ・バック・ホーム Find Our Way Back Home
11. アイリーン Eileen
12. グラン・ジュクル・フィールド Gran Jukle's Field
―『Bonus Singles Collection』―
13. モーニング・アイ・ウェイク Morning I Wake (from Wonderworld of Colourful)
14. ベター Better (from Properties of Sound)
15. ドラマ・クイーン Drama Queen (from Calling Distance Stations)
16. メリー・ジェーン Mary Jane (from Calling Distance Stations
17. マリゴールド Marigold (from Calling Distance Stations)
18. ファー・アウェイ Far Away (from The Nines)
19. シーズンズ Seasons (from The Nines)
20. オペレイター Operator (Coming Home To You) (from Alejandro's Visions (Original Soundtrack))
21. メイビー・イフ・ユー・ステイド Maybe If You Stayed (from Colour Radio (American Transistor))
22. イッツ・クリスマス It's Christmas (from It's Christmas)
23. グッドナイト・マイ・ラヴ Goodnight My Love (from It's Christmas)
24. ロスト・アンド・オール・アローン Lost And All Alone (New Song/Unreleased)新曲!!
詳しくはこちら
https://www.sonymusic.co.jp/artist/thenines/
●『Power To The Pop』Various Artist
2019年11月27日発売 SICP31336-7 価格:\3,000+税
高品質Blu-spec CD2/解説・歌詞・対訳付(詳細な各曲解説を含む全72Pのブックレット)
カバーでも、コピーでもない、BeatleDNA ここに集結!
収録曲他詳しくはこちら
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