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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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チープ・トリックのリックとロビンから日本ファンへのメッセージ!世界初CD化『ライヴ1977』発売

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世界初CD化!チープ・トリック来日記念盤『ライヴ1977』発売に合わせて、リックとロビンから日本のファンへのメッセージが到着!デビュー45周年来日公演がいよいよ11月に開催! 

 

デビュー45周年を記念する来日公演が11月に開催されるチープ・トリック。4年振りとなる来日公演は、東京、仙台、名古屋、大阪と全国4都市、6公演、東京公演は昭和女子大学人見記念講堂2公演は即完売、追加公演のEX THEATER ROPPONGIが発表されている。この来日に合わせて、彼等のデビュー直後1977年の貴重なライヴ音源を収めた『ライヴ1977』が9月21日発売となったが、発売日に合わせてリック・ニールセンとロビン・ザンダーの日本のファンの皆さんへのメッセージが到着した。

 

ロビン・ザンダー

「もうすぐみんなに会いに日本に行くので、ぜひみんなも僕らに会いに来てくれ。古い曲からそうでないものまで、日本のみんなのために演奏したい曲がいっぱいあるんだ。さらには、日本への感謝の気持ちを込めて、僕らの1977年のライヴを収録したCDを日本だけでリリースするから、こちらもぜひ聴いてほしい。東京、大阪、名古屋、仙台も回るので、みんな会いにきてくれ!」

 

 

リック・ニールセン

「日本に戻れるのが待ち遠しくてたまらないよ。日本のことは、君たちが小っちゃな赤ちゃんだった頃から、ずっと好きだったんだ。今じゃ君たちも歳をとったかもしれないが、僕らも同じくらい歳をとった。だからそれでいいじゃないか!『ライヴ1977』は『at武道館』ほどには有名にはならないかもしれないが、録音されたのは、ほぼ同じ時期なんだ。なので、『at 武道館』と同じ曲、もしくは初めて聴く曲の面白いアウトテイクも入っているので、楽しんでもらえると嬉しいよ!」

 

 

『ライヴ1977』は今から45年前の1977年6月3日と4日、LAのウィスキー・ア・ゴーゴーでのライヴで、『at武道館』で大ブレイクする前夜、デビュー直後の若き日の彼らのハイテンション、ハイエナジーな最高のライヴ・パフォーマンスを最高のクォリティ、臨場感溢れる迫力のサウンドで収録。来日に合わせて日本のみCD化が特別に許諾された“世界初CD化”となるもの(即完売した2020年レコード・ストア・デイ用のアナログと、デジタルのみで発売されていたライヴ『Out To Get You! Live 1977』に、日本のみ更にボーナス・トラックを追加した全28曲2枚組CD)。 この時点では発表前のセカンド・アルバム『蒼ざめたハイウェイ』、サード・アルバム『天国の罠』に収録されることになる楽曲や、後にライヴで定番化する名曲の数々が、異なる歌詞やアレンジで演奏されているのも聴きどころのひとつ。 日本のファンだけのための特別な来日記念盤『ライヴ1977』は、詳細な解説と歌詞対訳付で発売中。 

   

【プロダクツ概要】 

<来日記念盤> 

チープ・トリック『ライヴ1977』 

Cheap Trick /Out To Get You Live 1977 

2022年9月21日発売 SICP-6484~5(2枚組)¥3,000(税込) 解説・歌詞・対訳付 

 

DISC 1  

1 Hello There (06/03/1977 - Late Show)/ハロー・ゼア 

2 Come On Come On (06/03/1977 - Late Show)/カモン・カモン 

3 Oh Candy (06/04/1977 - Late Show)/オー・キャンディ 

4 Speak Now or Forever Hold Your Peace (06/03/1977 - Early Show)/スピーク・ナウ・オア・フォーエヴァー・ホールド・ユア・ピース 

5 Elo Kiddies (06/03/1977 - Early Show)/エロ・キディーズ 

6 Hot Love (06/04/1977 - Early Show)/ホット・ラヴ 

7 Southern Girls (06/04/1977 - Early Show)/サザン・ガールズ 

8 Cry Cry (06/04/1977 - Early Show)/クライ・クライ 

9 Big Eyes (06/04/1977 - Early Show)/ビッグ・アイズ 

10 High Roller (06/03/1977 - Early Show)/ハイ・ローラー 

11 He's a Whore (06/03/1977 - Late Show)/ヒーズ・ア・ホア 

12 Daddy Should Have Stayed In High School (06/03/1977 - Late Show)/ダディ・シュッド・ハヴ・ステイド・イン・ハイ・スクール 

13 Can't Hold On (06/03/1977 - Early Show)/キャント・ホールド・オン 

14 Clock Strikes Ten (06/03/1977 - Late Show)/今夜は帰さない 

15 Loser (06/03/1977 - Late Show)/ルーザー 

16 Taxman, Mr Thief (06/04/1977 - Late Show)/タックスマン、ミスター・シーフ 

             

DISC 2   

17 Ain't That a Shame (06/04/1977 - Early Show)/エイント・ザット・ア・シェイム 

18 Oh Caroline (06/04/1977 - Early Show)/オー・キャロライン 

19 Oh Boy (06/04/1977 - Early Show)/オー・ボーイ  

20 You're All Talk (06/04/1977 - Early Show)/ユーアー・オール・トーク 

21 Auf Wiedersehen (06/04/1977 - Late Show)/サヨナラ・グッバイ 

22 Goodnight (06/04/1977 - Late Show)/グッドナイト 

Bonus Tracks       

23 Down On the Bay (06/03/1977 - Early Show)/ダウン・オン・ザ・ベイ 

24 Mrs. Henry (06/04/1977 - Late Show)/ミセス・ヘンリー 

25 Violins (06/04/1977 - Late Show)/ヴァイオリンズ 

26 The Ballad of T.V. Violence (I'm Not the Only Boy) (06/04/1977 - Early Show)/ザ・バラッド・オブ・TV・ヴァイオレンス 

27 You're All Talk (06/04/1977 - Late Show)/ユーアー・オール・トーク 

28 Goodnight (06/04/1977 - Early Show)/グッドナイト 

 

【来日公演日程】  

チープ・トリック2022ジャパン・ツアー 

【東京】11/24,25昭和女子大学人見記念講堂(SOLD OUT) 【仙台】11/28仙台サンプラザホール【名古屋】11/30名古屋市公会堂 【大阪】12/1あましんアルカイックホール 

<追加公演>【東京】12/2 EX THEATER ROPPONGI

料金:S ¥11,000  A ¥10,000(税込) 

公演詳細:ウド―音楽事務所 https://udo.jp 

 

 

【1977年6月のチープ・トリック】

1977年の2月にファースト・アルバム『チープ・トリック』をリリースした彼らはデビュー・アルバムを広めるため絶え間なくツアーを行なっていたが、早くもセカンド・アルバム『蒼ざめたハイウェイ』のためのレコーディングをツアーと並行して4月からスタートしていた。レコーディングの合間で2週間歌わずにいたロビンの声をその後のツアーのために調整するために、レッド・ツェッペリン、ドアーズ、ジミ・ヘンドリックス、ヴァン・ヘイレン、ガンズ・アンド・ローゼズ他、いくつもの伝説的なバンドがライヴを行なってきたカリフォルニア州ハリウッド、サンセットストリップの伝説のライヴ・ハウスWhisky A-Go-Goにバンド自らショウをブッキング、当初予定していた6月3日(金)、4日(土)の昼夜2公演に加えて、翌5日(日)の夜の公演も追加、3日間で計5回のショーを行なった。ショーはレコード・プラントの移動式モバイルユニットで録音されていたが一部を除いてその行方がわからなくなっていた。近年ソニーミュージックのマスターテープ倉庫からマルチ・テープが発見され、2020年のレコード・ストア・ディ用に企画された『Out To Get You! Live 1977』には6月3日、4日の昼夜2公演、計4公演からのベストテイクが収録された。デビュー・アルバム『チープ・トリック』から8曲、この時点ではまだレコーディング中だったセカンド・アルバム『蒼ざめたハイウェイ』から7曲、1978年に発表されるサード・アルバム『天国の罠』から“High Roller”、“Auf Wiedershehen”の2曲、“Oh Boy”、 “Loser” 、“Can’t Hold On”、“Goodnight”など後のスタジオ・アルバムには収録されなかった曲なども含めて22曲が収録され、今回のCD化に伴い6曲が追加されている。16chのオリジナル・マスターテープよりガイ・マッシー(Engineer/Mixer: The Beatles, Paul McCartney, Ray Davies, Oasis, Radiohead, Manic Street Preachers, Ed Sheeran etc. ) がリマスターを行ない、臨場感あふれるサウンドを作り上げている。 バーニー・カルロスはこのライヴ盤についてこう語っている。「新しい曲を披露するのは楽しかった。ここで聴けるヴァージョンは、アレンジがかなり異なっている。中にはレコードとは全く違うアレンジで演奏されている曲や、古い曲の中には短いヴァージョンになっているものもあるし、どのレコードにも収録されていない曲もあるんだ。「Elo Kiddies」はファースト・アルバムに比べるとかなりハードになったと思う。「Loser」や「Oh Boy」のような曲はバー・バンド的だ。「I Want You To Want Me」、「Surrender」、「Dream Police」などがまだなかった、77年6月から届いたタイムカプセルみたいな感じさ」。 

 

 

【バイオグラフィー】 

リック・ニールセン(g)とトム・ピーターソン(b)が1968年に結成したバンドFUSEを母体に、後にロビン・ザンダー(vo)、バン・E・カルロス(ds)が加わって1974年にイリノイ州ロックフォードで結成、1977年『チープ・トリック』でデビュー。2ndアルバム『蒼ざめたハイウェイ』までリリースを果たすも本国ではブレイクとまではいかない一方、日本では、ビートルズの流れを汲んだ、メロディアスでパワー・ポップ然とした楽曲に加え、イケメン2人と対照的にコミカルなビジュアルの2人というバンド編成も評判を呼んでアイドル的人気を博し、78年4月には早くも日本武道館公演が実現。これを録音した、当初日本限定企画盤だった『チープ・トリックat武道館』が本国アメリカに逆輸入されじわじわと売り上げを伸ばしたことから1979年に本国でもリリース。バンドにとって初の全米TOP10入り(シングル「甘い罠」も全米7位と、初の大ヒット・シングルとなった)を果たしプラチナ・ディスクを獲得した。前年のボブ・ディラン『武道館』も逆輸入ヒットをしていたため、<武道館>の名は欧米において大規模コンサート会場の代名詞的存在となっていった。’87年にアルバム『永遠の愛の炎』が大ヒットを記録し、同名タイトルのシングルは彼らにとって初の全米No.1シングルとなった。現在大ヒット中の映画『トップガン・マーヴェリック』の前作『トップガン』では彼らの「マイティ・ウィングス」がエンディングに使用されている。2008年の来日公演では『at武道館』30周年を祝う武道館公演も実現したが、2010年には健康問題を抱えたバーニーが一線を退き、ツアーやレコーディングにはリックの息子=ダックス・ニールセン(ds)がそのポジションを埋め、今ではすっかり定着している。90年代初頭のグランジ/オルタナ・ブーム到来に乗じたウィーザーらの登場と共に再びパワー・ポップに注目が集まり始めると、パンク、ガレージ、グラム、ハード・ロック、サザン、オルタナ等の要素も飲み込んだチープ・トリックの音楽性へのリスペクトを公言する次世代のバンド達が続々登場。世界規模の再評価につながっていき、2015年には「ロックの殿堂入り」を果たした。現在までに2,000万枚を超えるレコード・セールス、40以上の世界各国でゴールド&プラチナム・ディスク認定、という実績を誇る。 

 


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