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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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ジョー・ストラマー没後20年・・・12/22はジョーの命日

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本日12月22日はザ・クラッシュのジョー・ストラマーの命日。2002年12月22日でしたからもう20年も経つんですね。1952年8月21日生まれ、享年50歳。生きていれば70歳だったんですね。

 

僕は高校生くらいのころからパンクを聴き出して、ザ・クラッシュとの出会いは『ロンドン・コーリング』が発売される前くらい、たぶんラジオで『白い暴動』からの曲をはじめて聴いて、ど直球のパンクのイメージで、中古盤屋に『白い暴動』が売ってなくて、セカンドの『動乱(獣を野に放て)』のLPがあったので、それを買ったのを覚えてます。このアルバム、もしかしたらクラッシュ・ファンの方々には他のアルバムと比べて評価が高くないかもですが、僕はこのアルバムが大好きで、一曲目の「セイフ・ヨーロピアン・ホーム」や「トミー・ガン」のメジャー・コード・ガツン!って感じが最高でした。

 

それで『ロンドン・コーリング』が出て、それを買ったら、あれ?って思った記憶があります。あのころロックを聴き始めた人は、ザ・クラッシュで初めてレゲエやスカといったジャンルの曲を聴いたんじゃないですかね。このアルバムで特に好きだったのが「スペイン戦争 (Spanish Bombs)」。この辺のパンクだけどポップな感じの曲が当時大好きで、プリテンダーズなどと並べてよく聞いたものです

 

 

仕事での接点で言うと、ザ・クラッシュやジョーのソロはもともと日本ではEPICソニーが担当していましたから、CBSソニー~ソニーミュージックだった僕は直接はほとんど関わっておらず、初めて担当したのはカタログセクションで2004年の『ロンドン・コーリング25周年記念盤』の時。その後、シングル盤を集大成したCDとアナログのボックス・セット『the CLASH SINGLES '77-'85』にも関わり、その後ザ・クラッシュ関連の作品を担当していきました。

 

その辺から今年の『コンバット・ロック40周年記念盤』へ至るいきさつはこちらのインタビューで答えましたので、もしよろしければ。

 

COCOTAME
●ジョー・ストラマー【前編】パンク・イズ・アティチュード──言葉と姿勢がとにかくカッコ良い
https://cocotame.jp/series/031149/
●ジョー・ストラマー【後編】心に訴えかけるジョーの言葉は愛されつづけていく
https://cocotame.jp/series/031176/

 

僕はジョー・ストラマーに直接お会いすることはできなかったんですが、いろんな方からのお話を聞いたりすると、その人柄、強い意志、熱い想い・・・「男が男に惚れる」ってのはこういうことなんだな、ってことが皆さんの発言の一つ一つから伝わってくるんです。とにかく信じられないくらいイイ人だったんですね。

 

僕自身はメスカレロスでフジロックで来日した時ライヴは体感。そして最接近したのが、1999年のスプリングスティーンのロンドン公演の開演前のちょっとしたウェイティング・ルームにジョーが一人静かに本を読みながら座っていた時・・・あの時勇気奮って会いに行っとけばよかった・・・。

 

亡くなった直後の2003年のグラミー賞は久々にNYで行われ(ブルース・スプリングスティーン担当の僕は、『The Rising』がきっと取るだろうと思ってNYからレポート・・・ってイメージだったんですが、トホホな詳細はこちら )、その時、ブルース・スプリングスティーン、スティーヴ・ヴァン・ザント、エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロールなどによるトリビュートライブ「ロンドン・コーリング」の熱い演奏が行なわれました。

 

 

ジョーとブルースとの絆は様々なところで語られていますが、ジョーはブルースの初英国公演をハマースミス・オデオンで見ています。下記TAP THE POPではその時の模様が詳しく書かれてます

http://www.tapthepop.net/day/2740

 

TAP THE POPはジョーに関するすごくいい記事がたくさんありますので一読されるといいかもと。

 

 

個人的な思い出はこちらでも

 

【Joe Strummer Subway】

 

 

【苗場で再会を果たしたThe Clashの魂】

 

ジョーの格言のような言葉

 

●「パンクはスタイルじゃない、姿勢だ」

●「やるしかないのに、そんな簡単なことがわからない奴が多すぎる」

●「トライすらしない奴が、実際やってる人間に何を言えるんだ?」

●「人は何でも変えられる 世界中の何でもだ」

●「誰よりも高く飛びたいなら 誰よりも低く身構えるのさ」

●「月に手を伸ばせ、たとえ届かなくてもね」

etc. etc.

 

ジョーが残してくれた沢山の言葉は今の時代でも心に突き刺さり、彼の作品は永遠に生き続けています。

 

ザ・クラッシュ日本公式

 

 

ジョー・ストラマーのソロ活動の作品は昨年DARKHORSE RECORD(ジョージ・ハリスンのあのダークホースです!)に移ってリリースされてます

 

 


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