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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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ジャクソン・ブラウン3/28東京2日目公演ライヴレポート&セットリスト

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3/28(火)オーチャード・ホールで行われたジャクソン・ブラウンの東京2日目。日に日によくなっていく気がしますね。この日も誰もが「いいライヴだったなあ~」て思えるライヴだったんじゃないですかね。ジャクソンも楽しそうで。満員の会場の上の方まで見渡して、うれしそうなジャクソンの姿が印象的でした。この日はリクエストも含めて、いきなりどーんとセットリストを変えてきてびっくりしました!今回の日本ツアーで初めてです。月曜日の東京初日からは6曲も変更。2日連続で見るファンの皆さんも多いと思うので、そんな皆さんへのジャクソンのプレゼントって感じでしょうかね。また、その変更した曲もこれまた凄いので、この日だけ見た方にとっても非常にラッキーで貴重な瞬間だったと思います。

 

セットリストの2曲目にはだいたい「I'm Alive」がセットされることが多いのですが、この日は2曲目に「World In Motion」(1989年同名アルバムより)、そのあとリクエストで3曲目に「Walls And Doors」(2014年『Standing In The Breach』より)、更に「For A Dancer」(1974年『Late For The Sky』より) 、リクエストで「Jamaica Say You Will」(『1972年Jackson Browne』)、そして前半の最後をなんと「These Days」と「For Everyman」という1973年の『For Everyman』からのナンバーで締めるという・・・6曲の今回の日本ツアー初登場曲が出て、デビュー作『Jackson Browne』から3曲、『Late For The Sky』から4曲、そして50周年の『For Everyman』からは4曲(最後のメドレー含む)初期3作から11曲も演奏してくれるという、なかなかレアな日でございました。これまでやってた「Call It A Loan」Linda Paloma」「Here Come Those Tears Again」「In The Shape Of A Heart」などが聞けなかったのは残念でしたが、たぶん時間の都合で止む無くカットされたのではないでしょうか。

 

今回のツアーで個人的に最も心動かされるのは「Sky Blue and Black」。初日のライヴレポートで五十嵐さんが書かれていましたが、ジェフのお葬式で、遺族の要望を受けてこの曲を歌ったそうで、亡くなったジェフリー・ヤングやデヴィッド・リンドリ―への追悼の気持ちが込められていたんでしょうね。非常にエモーショナルでなんかグッとくるものがありました。

 

ジャクソン・ブラウンの日本ツアーも残すところあと3月30日(木)一日。果たして最後はどんなライヴを見せてくれるんでしょうね!

 

セットリスト(2023年3月27日 Bunkamuraオーチャードホール)  
    
1    Before the Deluge|ビフォー・ザ・デリュージ  from 『Late For The Sky』 (1974) 
2    World In Motion|ワールド・イン・モーション from 『World In Motion』(1989)
3    Walls And Doors|ウォールズ・アンド・ドアーズ from 『Standing In The Breach』(2014)
4    Never Stop|ネヴァー・ストップ from 『The Naked Ride Home』 (2002) 
5    The Barricades Of Heaven|バリケーズ・オブ・ヘヴン  from 『Looking East』 (1996) 
6    For A Dancer|ダンサーに  from 『Late For The Sky』 (1974) 
7    Fountain of Sorrow|悲しみの泉  from 『Late For The Sky』 (1974) 
8    Rock Me On The Water|ロック・ミー・オン・ザ・ウォーター  from 『Jackson Browne』 (1972) 
9    Jamaica Say You Will|ジャマイカ・セイ・ユー・ウィル  from 『Jackson Browne』 (1972) 
10    Downhill From Everywhere|ダウンヒル・フロム・エヴリホェア   from 『Downhill From Everywhere』 (2021) 
11    These Days|青春の日々 from 『For Everyman』 (1973) 
12    For Everyman|フォー・エヴリマン from 『For Everyman』 (1973)    
Break   
13    Until Justice Is Real|アンティル・ジャスティス・イズ・リアル  from 『Downhill From Everywhere』 (2021) 
14    The Dreamer|ザ・ドリーマー  from 『Downhill From Everywhere』 (2021) 
15    The Long Way Around|ザ・ロング・ウェイ・アラウンド  from 『Standing In The Breach』 (2014) 
16    Your Bright Baby Blues|ユア・ブライト・ベイビー・ブルース  from 『The Pretender』 (1976) 
17    Sky Blue and Black|スカイ・ブルー・アンド・ブラック  from 『I’m Alive』 (1993) 
18    Doctor My Eyes|ドクター・マイ・アイズ  from 『Jackson Browne』 (1972) 
19    Late For The Sky|レイト・フォー・ザ・スカイ  from 『Late For The Sky』 (1974) 
20    The Pretender|プリテンダー  from 『The Pretender』 (1976) 
21    Running On Empty|孤独なランナー  from 『Running On Empty』 (1977) 
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22    The Load Out/Stay|ザ・ロード・アウト/ステイ  from 『Running On Empty』 (1977) 
23    Take It Easy/Our Lady Of The Well|テイク・イット・イージー/泉の聖母   from 『For Everyman』 (1973) 

 

バンドメンバー  

BOB GLAUB(BASS)  

MASON STOOPS(GUITAR)  

MAURICIO LEWAK(DRUMS)  

GREG LEISZ(GUITAR)  

JASON CROSBY (KEYBOARDS/VIOLIN)  

ALETHA MILLS  (VOCALS)  

CHAVONNE STEWART (VOCALS)  

   

ジャクソン・ブラウン ジャパンツアー2023  

【大 阪】  3/20(月) フェスティバルホール <公演終了>   

【広 島】  3/22(水) JMSアステールプラザ大ホール  <公演終了> 

【名古屋】  3/24(金) 名古屋市公会堂 <公演終了>   

【東 京】  3/27(月) Bunkamuraオーチャードホール <公演終了> 

       3/28(火) Bunkamuraオーチャードホール  <公演終了> 

【東京追加】3/30(木) Bunkamuraオーチャードホール  

   

企画・招聘・制作ウドー音楽事務所    

協力ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル    

公演ページURL https://udo.jp/concert/JacksonBrowne2023    

    

【最新アルバムを購入する/今すぐ聴く】      

https://JacksonBrowne.lnk.to/DownhillFromEverywhere    

      

【リリース・配信情報】       

最新アルバム      

ジャクソン・ブラウン|ダウンヒル・フロム・エヴリホェア   

   

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■高品質Blu-spec CD2仕様(日本盤のみ)      

■歌詞・対訳・解説付      

・対訳:中川 五郎      

・解説:五十嵐 正      

アナログ盤(輸入盤のみ)|デジタル配信:通常/ハイレゾ(96kHz/24bit)      

      

【ジャクソン・ブラウンプロフィール】        

1948年独・ハイデルベルクに生まれ、カリフォルニアにて育つ。68年にニッティー・グリッティー・ダート・バンドに参加後、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジでティム・バックリーやニコと活動。再びカリフォルニアに戻り、バーズとリンダ・ロンシュタットに曲を提供。その後アサイラム・レコードと契約。72年のデビュー・アルバム『ジャクソン・ブラウン』は高い評価を受け、シングル「ドクター・マイ・アイズ」はトップ10ヒットとなった。イーグルスのデビュー・ヒット「テイク・イット・イージー」のソングライターでもあり、『レイト・フォー・ザ・スカイ』(1974)、『プリテンダー』(1976)、『孤独なランナー』(1977)、初の全米1位を獲得した『ホールド・アウト』(1980)等など傑作・名作アルバムは数知れず、当時成熟期に入ろうとしていたロック・シーンに於いてシンガー・ソングライターというスタイルを確立した。2014年の『スタンディング・イン・ザ・ブリーチ』まで、これまで14作のオリジナル・アルバムをリリース(他ベスト盤、ツアーCDなど)。人生に対する真摯な姿勢に裏打ちされた、詩情あふれる内性的な歌詞と繊細でメロディアスな歌の数々でローリング・ストーン誌から“史上最も偉大なソングライター”の一人に選出され、現在もアメリカを代表する偉大なるシンガー・ソングライターとして人々の心の奥深くにまで届く音楽を送り続ける2004年ロックの殿堂入り2007年にはソングライターの殿堂入りも果たしている。2018年には、世界平和、環境の調和、社会的正義への彼の才能を活かした長年に渡る多大な貢献に対して、音楽家として初のガンジー・ピース・アワードが授与された。 2021年3月には、アルバム『レイト・フォー・スカイ』(1974年)がアメリカの国家保存重要録音登録制度(National Recording Registry)に登録され、米議会図書館に“文化遺産”として永久保存されることになった。   

https://www.sonymusic.co.jp/artist/JacksonBrowne/profile/    

       

【関連ページ】
海外オフィシャル www.jacksonbrowne.com       


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