ブルースのニューアルバム『レッキング・ボール』からの1stシングル『ウィ・テイク・ケア・オブ・アワー・オウン』。人を鼓舞し高揚させるサビがこの曲を『ボーン・イン・ザ・USA』と全く同じように誤解させてしまう曲になってしまいそうだ。という心配話は昨日しましたが、その続報
実際そのように受け取った者たちもいるとのことで、それをご紹介。
●LA TIMESのランドール・ロバーツ記者
「国威を確認させてくれる曲」「この国やその困難を歌いつつ、コミュニティと誇りについても歌っている」
http://latimesblogs.latimes.com/music_blog/2012/01/first-take-bruce-springsteens-patriotic-new-we-take-care-of-our-own.html
●アトランティック・ワイヤー紙では「国旗、忠誠の誓い、人生を大きな心で生きていくことについての曲」
http://www.theatlanticwire.com/entertainment/2012/01/how-bruce-springsteens-new-single-can-help-barack-obama/47590/
こういった勘違いを心配していたわけですが
ファンサイトBACKSTREETSでは
*もちろん、半分も聴けば、ひょっとしたら『ボーン・イン・ザ・USA』よりも「ぱっと聴いたときの印象ほど愛国心丸出しではない」
*この曲は模索する曲であって、見いだす曲ではないのだ。「掘っ立て小屋からスーパードームまで」。ハリケーン・カトリーナの悲劇を具体的に示している箇所が、サビの部分の意味を示唆してくれている。「誰も助けてくれない、騎馬隊は出動しなかった」に続く「俺たちは自分のことは自分で何とかする」が痛烈な皮肉に聞こえるかも知れないが、私たちには違って聞こえる。
などバッサリと痛烈に批判。LAタイムズの記事は読者のコメント欄がかなり辛辣で「あなたは評論家をやめたほうがいい」的な書き込みまであるほど。。。
その他の記事は続いてお知らせします
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ボス新曲『ウィ・テイク・ケア・オブ・アワ・オウン』を巡るUSでの論争1:LA TIMESなど
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