ニューヨーク・タイムズが“春の花束のようにフレッシュ”と賞賛したキュートな歌声と、ジャズ、ポップ、ボサ・ノヴァを取り入れたシンプルでスタイリッシュなサウンドで注目度急上昇中のシンガー・ソングライター、キャット・エドモンソンの初来日公演をブルーノートで観ました。
日本では4/22に出たアルバム『BIG PICTURE』がたまらなく良かったので、ライヴが楽しみだったけど、日本語を交えて、彼女の魅力満載の素敵なライヴでした。
『BIG PICTURE』はとにかくジャケがいい。昔だったらジャケ買いして、聴いてみたらサウンドも最高でガッツポーズ、って感じに誰もが思ってもらえるのではないかと。ミッチェル・フレームをプロデューサーにを迎え、先日ジャクソン・ブラウンのバンドの一員で素晴らしいギターを聴かせてくれた、ヴァル・マッカラムやグレッグ・リースなども参加しててバックも完璧。1曲目の「RAINY DAY WOMAN」でまずはノックアウトされてしまった。60'sの映画音楽かのような。個人的なベストは「Crying」、ポップでちょっとBeatleyさも感じる小品。
明日5月10日にもブルーノート公演があります。あと明日13時から渋谷タワーでイベントもやるようですので、もしよろしければ。会ったらみんなファンになっちゃうんじゃないかなあ。
公演情報はこちら
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/kat-edmonson/
キャット・エドモンソン、ビデオ見るたびにイメージが違うんですが、これは『ビッグ・ピクチャー』のオープニングの「Rainy Day Woman」。ってもディランのカバーではありません。短編映画を見てるみたいな感じの素敵な映像です
Kat Edmonson - Rainy Day Woman
https://www.youtube.com/watch?v=im4U8749u8Y
キャット・エドモンソンの1stはカバーアルバムなんですけど、ジョン・レノンの「スターティング・オーヴァー」のびっくりするようなアレンジでのカバーや、こちらは今日のライヴでもやってましたがThe Cureの「Just Like Heaven」をこんな感じで！
https://www.youtube.com/watch?v=-e16OHgss5E
キャット・エドモンソンのアルバムの中で個人的に一番好きな曲「クライング」。たぶんシングルとかにはならないんでしょうけど、いやーいい曲だわー。ポールがさくっと作った、お得意の「小品」のような佇まいの雰囲気とでも言いましょうか。是非聴いてみていただければと。
http://spotify.to/#!pl=f0c4c3fe49e59a35bd1436c9594fe70cb6bc2289
●アルバム『BIG PICTURE』
ショートカットのキュートでコケティッシュな容姿そのままに、可憐な世界が広がるキャット・エドモンソンの世界。ジャズ、ポップ、ボサノバ・・・ジャンルレスで自由な音楽性、シンプルな日常を女性らしい感性で描く詞の世界観、それを紡ぐキュートな歌声、全てが相まって、リスナーはキャット・エドモンソン独自の世界に誘われる。待望の2ndアルバムは、プロデューサーにミッチェル・フルーム(ポール・マッカートニー、シェリル・クロウ、スザンヌ・ヴェガ)を迎えて、彼女のユニークな才能に焦点を当てながらも、前作の枠を越えてよりポップなキャット・エドモンソンを見せる仕上がりとなった。彼女自身が愛するフレッド・アステアやジーン・ケリーが活躍した時代の映画音楽、50-70年代のラジオ全盛時代にAMラジオから流れていたような音楽の空気を漂わせながら、今の時代を生きる女性の瑞々しい言葉で歌詞が紡がれる。懐かしい質感や彼女ならではの女性的な雰囲気が聴く者を抱擁し、少し明るさを増した今作のサウンドはどこか楽天的で、温かな気持ちにさせてくれる
曲目などはこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/katedmonson/discography/SICP-30740
●前作『ウェイ・ダウン・ロウ』も発売中！
http://www.sonymusic.co.jp/artist/katedmonson/discography/SICP-30709
●キャット・エドモンソン日本サイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/katedmonson/