今から40年前、1977年2月11日にシングル「Sound and Vision」発売。アルバム『LOW』からの1stシングルで、その後何かとボウイの世界観を示す代名詞的に使われるフレーズになっていきます。元々はインストゥルメンタルの予定だったものの、制作の最終段階でヴォーカルを加えたそうで、ビートルズのAPPLEからデビューした歌手で、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティの当時の妻、メリー・ホプキンがバック・ヴォーカルで参加しています。「NMEが選ぶ、デヴィッド・ボウイの究極の名曲 1〜40位」では第2位に選出されました。
http://nme-jp.com/feature/12215/
ボウイ展では「Black and White Years(ベルリン時代)」のコーナーでレコーディングに使用された"シンセサイザー(AKSシンシ)“も展示されています。これはベルリン3部作『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』のレコーディングに使われたもの。こんな小さなシンセで歴史的アルバムの数々が・・・って、きっと驚くと思いますよ。是非ボウイ展にお越しいただきご覧ください。
ちなみに、このシンセはブライアン・イーノがしばらく保管していたようなのですが、イーノは1999年にボウイに手紙とともに贈りました。
「このシンセサイザーの面倒をみてくれ。なにか変わったやり方でつないでみるといい――驚いたことに、いまだほかのどの機材とも異なるノイズを発するんだ」
【大回顧展『DAVID BOWIS is』】
展覧会名:「DAVID BOWIE is」
会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)
主催:DAVID BOWIE is 日本展実行委員会
企画:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
大回顧展『DAVID BOWIE is』公式サイト www.davidbowieis.jp