【「ドライヴ・インの土曜日」と『アラジン・セイン』】
44年前、1973年4月6日。シングル「ドライヴ・インの土曜日(Drive-In Saturday)」リリース。『アラジン・セイン』からの「ジーン・ジニー」に続くセカンド・シングル。全英3位を記録する大ヒット。「ドライヴ・インの土曜日」は「すべての若き野郎ども」に続き、元々モット・ザ・フープルに提供する予定だった曲でしたが、モット側は「ホナルーチ・ブギ」がヒットしていたため、なんと断ってしまったそうです。
アルバム『アラジン・セイン』はボウイの初来日期間中、1973年4月13日に英国リリースされ(日本での発売は5月)、全英1位を5週連続で記録、全米でも最高位17位と初のトップ20入りとなり、大ヒットを記録しました。
ボウイ展では『アラジン・セイン』のジャケット撮影時のセッション写真やツアー衣装の数々など貴重なアイテムが多数展示されています。
ボウイ展のアイコンにもなっている、『アラジン・セイン』のアルバムでのボウイの顔に描かれたアイコニックな稲妻は、「非凡な芸術的閃きを得た、精神を病むキャラクター」を表しています。
誰もがボウイをイメージするメイクですが、実はこの稲妻のメイクでパフォーマンスを行なったことはありません。
●「Drive-In Saturday」(1973)