【お宝満載!ニューヨーク『Play It Loud』展:レポート③】
現在NYのメトロポリタン美術館で開催中のロックのお宝楽器満載の展覧会『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』。時間見つけて、ちょこちょこアップしていきます。エルヴィスに続くはザ・ビートルズ!展覧会を中に入っていくと、エルヴィスのギターの向こう側にビートルズのコーナーがどーんと目に入ってひときわ目を引きます。ガラスケースの中にはジョンとジョージのギター、そしてリンゴのドラムが鎮座。
その反対側にはこんなジョンのフレーズも
●ジョンのリッケン325
ビートルズ編の1回目、まずはジョン・レノンの1964年製リッケンバッカー325。この型はビートルズ初期のジョンの代名詞的なギターなので皆さんおなじみでしょうが、ここにあるのは、その12弦ギター。
ビートルズの最初のエド・サリヴァン・ショーに出演した直後、Rickenbacker社は325のユニークな12弦バージョンをジョンのために作りました。ジョンはこのギターをビートルズの北米ツアーを通してギターを弾き、1964年の『A Hard Day's Night』と『Beatles for Sale』のレコーディングでも使用。おそらく「Ticket to Ride」のイントロはこのギターなのではないかと。
「涙の乗車券 Ticket To Ride」
ネックはこんな感じ
後ろから見ると(こういう展示だと表しか見えない場合多いんですが、裏側見れるのもうれしいですね)
このギターはヨーコさん所蔵のものとのことで、この展覧会のために貸し出したんですね。
ジョン&ヨーコは今年で結婚50周年。新装『ウェディング・アルバム50周年記念盤』も発売中。その他ヨーコ・オノ再評価プロジェクトも進行中。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/yokoono/
ジョンとヨーコの息子、ショーンは現在クレイプール・レノン・デリリウムで活躍中
https://www.sonymusic.co.jp/artist/theclaypoollennondelirium/
ビートルズ編第二回目はジョージのギターやります!
この『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』はロックの「Instruments=楽器」に焦点を当てた初の大型展覧会で、ロック史に燦然と輝くアーティスト達のギターや楽器を130点以上展示、ロックの歴史的瞬間を彩どったギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセサイザー、シタールなど国宝級ともいえるお宝アイテムの数々とともになど貴重な歴史的なコンサートポスターなども多数展示されています。アーティスト自ら提供しているアイテムも多く、貴重な楽器やメモラビリアが一堂に会し、こんな間近でお宝アイテムをまとめて見ることのできるまたとない機会となっております。10月1日まで開催されてますので、ご旅行などでNYへ行く機会があれば是非!
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メトロポリタン美術館
『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』
2019年4月8日~10月1日開催