変わらないから新しい。ジェイムス・テイラー、来日公演が決定!
奇跡的な来日といっても過言ではない、ジェイムス・テイラーの来日公演が2024年4月開催で決定した。初来日は1973年で、近年では2010年にキャロル・キングとのデュオで、2015年には小澤征爾のバースデー公演にゲストとして来日しているが、もう日本では二度と観られないものと思っていた中での公演決定だ!
ジェイムス・テイラー
AN EVENING WITH JAMES TAYLOR & HIS ALL-STAR BAND
2024年 4月6日(土)東京ガーデンシアター 18:00開演
料金:S席 ¥20,000 A席 ¥19,000(税込)
発売:1/13(土)開始
INFO:ウドー音楽事務所 03-3402-5999
https://udo.jp/concert/JamesTaylor24
公式サイト:https://www.jamestaylor.com
ジェイムス・テイラーのキャリアは主に70年代を中心に語られる事が多いが、2000年代に入ってからも第一線で活躍しつづけている。
▼今回の来日に際し、天辰保文氏が寄せた文を以下に抜粋。
2015年、アルバム『ビフォア・ディス・ワールド』が、初めて全米チャートで1位を記録するのである。シングル・チャートでは、1971年の「きみの友だち」の1位があったが、アルバムでは、67才にして初の快挙となった。その後も、彼が幼い頃から家族で親しんだスタンダードを集めた『アメリカン・スタンダード』を発表し、ジョニ・ミッチェルの75才の誕生日を祝うコンサートに駈けつけ、レナード・コーエンを悼む『ヒア・イット・イズ: トリビュート・トゥ・レナード・コーエン』に参加するなど友人たちへの敬意を忘れたことがない。もちろん、ライヴにも忙しく、ボニー・レイットやジャクソン・ブラウンとのツアーで話題を集めたのも記憶に新しい。
「大きな野球のスタジアムでも、ピンが落ちる音まできこえるんじゃないかというくらい、彼の音楽に皆が聴き入ってしまう。音楽自体は静かなのに、凄い力で引き込むんだ」とは、彼についてのジャクソン・ブラウンのことばだが、そうやって大きな会場だろうと、小さなクラブだろうと、ジェイムス・テイラーの歌声は、場所や時代を選ぶことをしない。時代がどんなに移り変わろうと、びくともせずに風化に耐えうる音楽を作り続け、そうすることでぼくらが生きている時代を描き続けてきた。
<関連サイト>
●ソニー・ミュージック・オフィシャル・サイト → https://www.sonymusic.co.jp/artist/JamesTaylor/
●海外オフィシャル・サイト → https://www.jamestaylor.com