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Channel: HIGH-HOPES(洋楽ロック)
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フリーダ

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ずっと見たかった映画「愛しのフリーダ」をようやく見ることができた。いや~よかったですね。とにかくビートルズ・ファンは絶対見た方がいい映画。ビートルズの歴史に沿ってはいるものの、それがメインではなく、あくまでも“ビートルズの秘書”フリーダさんの視点で語られてるから、これがまた新鮮。知らなかったこといっぱいあったし、とっても素敵な話が満載。17歳からファンクラヴ仕切ってて、会報のBEATLES BOOK作ってたのも彼女だったんですね。それにしてもあれだけお手紙返信したり、サイン送ったり、あのビートルズでそこまでやってたの?ってちょっとびっくり。

しかし、なにかともあれ、よくぞここまで黙ってたなあ。偉い!

それもこれも、画面から伝わってくる、フリーダさんのお人柄。これがいい。彼女の人柄こそがこの映画を成り立たせてる重要な要素かと。

たぶん一昔前の英国の田舎に住んでた人たちはこういった感じだったんだろうなあと思います。しきたりや伝統を重んじて、家族を思いやる気持ち、そして、とことん頑固そうな。インタビュー受けてる部屋もこじんまりした英国のふつうのおうちって感じで、当時のお宝のようなものの数々も屋根裏部屋に無造作に箱の中に入っていたり。

一番面白く興味深かったのはビートルズの親、家族との関わり合い。世界中を飛び回るビートルズのメンバーと家族をつなぐような役割だったんでしょうが、それを超えた親子のような付き合いだったようで、ビートルズのご家族たちのことをああいった視点で映し出したのはじめてなんじゃないかと。

ポールの継母のアンジーさんの話とか初めてだし、リンゴのお母さんとの関係とかも微笑ましい。フリーダさんもお母さんを早く亡くしてるので、“ビートルズの秘書”を越えて本当の母と子のような関係になったのも、フリーダさんの人柄なんでしょう。

ビートルズの楽曲の使用許可が下りたとかニュースになってましたけど、そんなのあたりまえだろ!もっと使わせろよ!って、映画見たらきっと誰もが思うでしょう。とにかくビートルズを少しでもかじった方には是非見ていただきたい映画ですね。

詳しくはこちら
http://freda.jp/

会場では超貴重なアイテムがさりげなく展示されてて、びっくりしました!

フリーダさんの持ってた写真


会場に置かれていた貴重なアイテム(ファンクラヴ会報や日本公演チケットなど)


ジョンの直筆サイン


ジョージの直筆サイン

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