10月21日(金)、ツェッペリンを完全再現する、今や世界一といっても過言ではないと思われるトリビュート・バンド『レッド・ツェッパゲイン』。六本木EXシアターに1年ぶりに見に行ってきましたー!
ZEPの1973年のMSG3日間は「狂熱のライブ」だったわけですが、今回は、その翌日の4日目がもしあったらという設定のライブ。なので、単なるトリビュートや、そのまま再現ライブとかを超えた、もはや想像力を駆使したRE-IMAGINE、ひとつ何か超えちゃったライヴとでもいうか、愛溢れるトリビュート、あまりにも素晴らしかったです!
ジミー桜井さんのレスポール腰下での弾き姿、弓にテルミン、みごとなステップ、そしてギターの音が最高だったなあ~。もはやペイジが乗り移ってるかのよう。
Led Zepagain JPN@ledzepagainjpn
昨夜のステージ画像から 演奏はもちろん演出面での再現にも力を注ぎました(消防法の関係でドラに火をつけるシーンは出来ず) 今夜もお楽しみに Pix by Kiyo Yokoseki (元ビートレッグ・マガジン編集長) https://t.co/w7bYgJDSaO
2016年10月22日 12:00
それにしても、昔からなんでジミー・ペイジはあんな腰の下で弾けるんだろう?思ってましたが、あれがどれだけ弾きにくい体勢か・・・。ジミーペイジ好きなら誰でも一度はやるんですよね、写真を見ながら、鏡見ながら・・・同じくらいレスポールを下げて弾いてみると・・・これが全然弾けない、届かないっていうか。あの不思議なステップも『狂熱のライブ』を初めて見たとき、なんてカッコいいんだろう!って思いましたが、いざ自分でトライすると盆踊りみたいになっちゃう。でもジミー桜井さんは見事なんですよね~。全くスムーズ、違和感がないというか。あのステップを見るだけでも、凄い!って感心してしまいます。もしかしたらステージのステップも曲によって全部コピーしてるんでしょうか??
さらにはエフェクターもワウワウしか見えなかったんですが、きっとそれ以外はレスポール、マーシャル直であの音を出しているんでしょうかね?
今回改めて思ったのは、ジョン・ボーナム(役の方?)が凄すぎ!モビー・ディック10分以上叩きまくり、ショーの最初から最後までズシズシ、ドスンドスンと来る、ボンゾのパワフル・ドラムを彷彿させてくれる(って生では見てないですけど!)、凄いプレイを見せてくれました。大きな銅鑼も設置され、要所要所でドシャーン!唯一銅鑼の周りを燃やすのは消防法的にNG
だったそう。
ロバート・プラント(役の方?)は相変わらず、しぐさがいいですね。3時間もなんのその、後半になるほど声が出てた気がします。着てるファッションも『狂熱のライブ』チック。ジミーさんにギターのフレーズに合わせての、アーアーの掛け合いは、もはや声もひとつの楽器のような。
ジョン・ポール・ジョーンズ(役の方?)の弾いてたのは本物のメロトロンなんですかね?たまんない音でした。しかし、ベースだけじゃなくて、キーボード、メロトロン弾きながら足でベースやんなきゃいけなかったわけで、いやはや大変だわ。
個人的に最高の瞬間は「The Song Remains the Same」~「The Rain Song」の2連発のところでした。アンコールの「The Ocean」のあと「Communication Breakdown」をやったのが、妄想の4日目独自ってことなのかな?
改めてライヴで見て思うのは、こちらもご本家も含めてですが、たった4人でこの音ライヴでやるってのは並大抵じゃない、凄いことだなと。物凄い個性と物凄いテクニックと才能の持ち主が奇跡に集まって、そして努力の賜物で作り上げたもんあんだなあと。奇跡の融合としかいいようがありません。
全部1973年の段階って前提で、できるかぎりその仕様でやってるそう。モニターも転がしもなくサイドフィルのみ。イヤモニなんか当時なかったわけですからね。1973年当時のまま、その通りにあえてやってるとのこと!
照明も当時の雰囲気を出すためわざわざ通常照明使用せずセッティング。ステージ両脇にわざわざ組んだ照明やぐらからスポット当てたり。照明の色も、時代を感じる、なんか懐かしい感じ。その辺のこだわりもハンパなし!
終演後は皆さんすぐでてきてくれてサイン会。中にはレスポールを持ち込んでメンバーの皆さんにサインをもらってる方も!?
セットリストはたぶんこちら。1973年のMSGのセットリストに、プラス「コミュニケーション・ブレイクダウン」ということではないかと。
1 Rock and Roll
2 Celebration Day
3 Black Dog
4 Over the Hills and Far Away
5 Misty Mountain Hop
6 Since I've Been Loving You
7 No Quarter
8 The Song Remains the Same
9 The Rain Song
10 Dazed and Confused
11 Stairway to Heaven
12 Moby Dick
13 Heartbreaker
14 Whole Lotta Love
Encore:
15 The Ocean
16 Communication Breakdown
それにしても16曲で3時間、それもノンストップ!!!単純に割ったら1曲10分以上ってことか?海外では年間150本くらいライヴをやってるらしい。だからこんなに凄いのね。おみごとなライヴでした!
いやー来年は何をやってくれるのか?毎年楽しみです!
こちら、ちょこっとライヴ映像です
Led Zepagain JPN@ledzepagainjpn
現在まだライヴ中ですが、今回ご来場出来ない方に少しだけ映像をご紹介します Vo.スワンのパートナー、エレーナさんによる撮影です Thank you Elaina Griego for sharing this video https://t.co/hF5VoizJti
2016年10月21日 21:46
オフィシャルサイト
日本ツイッター
https://twitter.com/ledzepagainjpn
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最後に、ジミーさんとジミーさん。
https://twitter.com/ledzepagainjpn/status/770599659190427648